泡の力!汚れを落とす最後の砦
みなさまこんにちは。
オリエンタルビューティサロンAcureです。
梅が熟す時期に降る雨という由来の梅雨ですが、
梅が熟しても関西には一向に梅雨が訪れませんね。
雨自体は降るけれど、なんとなく勢いが足りない印象です。
雨の準備はできているのに振らないのは
なんとなく違和感があります。
そんなわけでここ数回に分けてお伝えしていた洗浄シリーズ、
最後は洗顔の方法についてお伝えしていきたいと思います。
洗顔料は泡立てて使うことが多いと思います。
でもなんで泡を立てる必要があるかご存知でしょうか?
理由は4つ
①洗顔料の効果をムラなく広げるため
皮膚は一見するとつるっと一枚に見えますが
よく見ると細かいキメが存在します。
そのキメの溝の中に入り込んだ汚れは
泡の粒が大きいと入り込みません。
細かい泡をムラなく広げキメの溝まで
しっかり洗浄剤を届かせ洗うため、
しっかり細かい泡を立てる必要があります。
泡の目安は逆さまにして泡が垂れないくらいの硬さで、
一見して泡の粒が見えないくらいが理想です。
洗顔ネットなどの道具を使い、
少しずつ水分を追加しながら細かな泡を作りましょう。
②クッション効果で皮膚と擦れることを防ぐため
細かな泡は弾力があります。
それを利用して、指の腹が直接肌につかないくらい
フワフワ、クルクルと洗うのが理想です。
でもついつい黒く色素沈着しているところや
毛穴が気になるところって
ゴシゴシこすりたくなるのが人の心理というもの‥
ちょっと待って!!
それは摩擦によって
黒ずみの原因になるメラニンの生成が促進してしまいます。
やめましょう。
③表皮の角質層を守りつつ、皮脂を必要なだけ残すため
泡の立て方が弱いと
洗顔料の量を追加したくなりますよね。
多くしてしまうと洗浄成分の濃度も高くなり
必要以上に皮脂を取ってしまうものになってしまいます。
できれば洗顔料のコスパも良くしたいので
追い洗顔料をすることなく
最初から適正な量で泡を立てて
肌の負担にならないような濃度で洗うように致しましょう。
④すすぎを早くするため
洗顔料には水と油をなじませ、汚れを流すために
界面活性剤が使用されています。
これはものによっては肌に刺激となる場合があるので
洗浄後には速やかに落としてしまう必要があります。
粒子の細かな泡は流す際、すっと流れていってくれます。
洗い方にもコツがあります。
基本は皮脂の多いところから泡を乗せて洗うのがオススメです。
人の顔は額や鼻、顎は皮脂が出やすく
頬骨の上や目の周囲、口周囲は皮脂が出にくくなっています。
泡はのせておく時間が長いほど、
洗浄成分が発揮されるとともに
肌の刺激になりやすいです。
なので皮脂の多いところから順に洗っていきましょう。
洗う水の温度や流し方はクレンジングと同様です。
流し残しがないようにしっかりすすぎましょう。
肌の美しい人は
洗顔がお上手な方が多いと思います
丁寧かつ素早く1日の汚れをすっきり落とし
肌美人習慣をつけていきましょう。
アキュレでも美容鍼のコースでは
クレンジングと洗顔に力を入れています(物理的な意味ではなく)
洗浄の大切さをもっと知りたいという方は
ぜひアキュレにお越しください。
あなたにあった洗浄方法のアドバイスをさせていただきますよ。
それでは皆様にお会いできますことを楽しみにお待ちおります!